23年度の募集は締め切りとなりました。
はじめに
臨床心理士有資格者同士で、心理臨床に関連した文献を購読することや事例の検討を行うことを目的とした相互研鑽の会です。学派に関係なく臨床現場に必須の基本的な概念を取り扱うことによって、職業人として安定した業務の提供が出来るようになることを目的とします。対象は心理職としての基盤をこれから作っていこうと考えている若手の方や、自身の臨床を振り返りたいと考えていらっしゃる方です。
参加者全員が年1回以上の文献要約を担当します。報告者以外の参加者にも発言を求めますので、自身の視点を言葉にする訓練の場を得たいと思っている方も奮ってご参加ください。
開催の詳細について
概要
日時:原則第四金曜日19:00~21:00
開催日程は以下のとおりです。(太字下線日が120分、それ以外の日程は90分。)
2023年:4/28, 5/26, 6/23, 7/28, 8/25, 9/22, 10/27, 11/24, 12/22
2024年:1/26, 2/23, 3/22 (全12回)
場所:町田駅近辺のレンタル会議室
感染予防に配慮したレンタル会議室を利用する予定ですが、100%の予防とはなり得ませんので、各自で自己予防を意識してください。
形式:対面(最大9名)
内容:文献購読or事例検討(8/25, 11/24, 2/23)
参加資格
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- 臨床心理士有資格者/取得見込み者
- 文献の要約・事例報告の準備を期日までに行うことができること
- 後述の文献を手元に用意できること
参加費:
10,000円/通年参加
*事例報告者は参加料は無料となります。
*年度途中からの参加は割引となります。(10月以降~/¥5,000)
資格更新ポイント
臨床心理士教育・研修委員会規程別項第2条(4)による定例型研修会に申請予定です。通年参加…4ポイント
*全体の70%(840分)以上の参加が必要です。
*申請結果は2024年4月以降に確定します。
**注意事項**
23年度の研究会が終了してから研究会の登録申請をすることになります。そのため、23年度が臨床心理士資格の更新年度となる方(資格有効期限が2024年3月31日までの方)は、本研究会の参加結果をポイント申請に充当することはできません。ご注意ください。
参加方法
google フォームより必要事項を入力してお申し込みください(外部リンク)
*参加者が6名に満たなかった場合は開催を致しませんのでご承知おきください。
文献講読について
文献を担当する章の要約をA3で4枚以内にまとめて、当日に30分程度で説明をして頂きます。資料の最後に「検討したい事柄」を記載して下さい。検討事項あるいは関連した連想について参加者から一人ずつコメントして頂きます。他の参加者の発言から何か連想が浮かんだら、自由に発言をして下さい。
2023年度講読文献:
ナンシー マックウィリアムズ(2006), ケースの見方・考え方:精神分析的ケースフォーミュレーション, 創元社. 全10章
事例検討について
報告者は事例をA4で6枚以内にまとめてください。資料は経過の報告でも議論をしたいポイントに絞っての報告でも構いませんが、ケース概要は必ず記載してください(分からなければ学会誌などを参考に)。参加者は一人ずつコメントをして頂きます。発表者はコメントを聞いて連想が浮かんだ時に発言をしてください。
報告する事例の臨床領域は問いませんが、言語面接やプレイセラピー、集団面接などの事例のご報告をお願い致します。検査結果の検討や療育過程など、心理療法の適用となりにくい事例については、ご遠慮頂ければと存じます。また、個人情報の取り扱いには細心の注意を払ってください。
なお、事例報告者は参加費が無料となります。先着順となりますので、申し込み時に希望する旨と希望する日時を明記ください。
*文献購読、事例報告ともに開催2日前までに主催者へメールで送付頂ければ印刷をしておきます。どうしても間に合わない場合は、ご自身で印刷をしてお持ちください(印刷費用はご負担ください)。
申込前に確認したいことがある場合の連絡先
ホームページのお問い合わせフォームより、ご連絡ください。(担当:阿久津)
研究会へのお誘い
案内のチラシが必要な方は以下よりダウンロードしてください。
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