心理検査

検査を実施する目的

 心理職が実施する検査には、知的側面を客観的に知るための知能検査や、個人の性格を眺める性格検査などがあります。その他にも気分の落ち込みなどを定点観測のように把握する検査や、心の奥深くを知る目的で実施する検査もあります。これらの検査を組み合わせていくことで、自己理解を深めるきっかけを得られることが少なくありません。

 当ルームでは自分のことを知るための手がかりとして各種検査のご提案をしています。カウンセリングと併せてご活用ください。

実施している検査サービスについて

児童・思春期のWISCセット

 中学3年生までのお子様向けの知能検査を中心としたテストです。子どもは負担を感じている時や苦手な場面であっても、自分の内面を言葉にできないことが稀ではありません。その結果、持っている能力を発揮しきれないことやストレス下に長く置かれてしまうことが生じやすくなります。お子様の状態や能力バランスを正確に把握することで、本来持っている力を伸び伸びと発揮することが出来るようになるはずです。

就活支援心理検査セット【学生】

 就職活動を行なっている高校生、大学生、大学院生を対象に、心理検査による自己理解の機会を提案しています。就職活動では十分な自己分析が欠かせません。知能検査の一つであるWAIS-Ⅳと質問紙検査を利用して、自分の得意・不得意を知り、向いている業界や働き方に気付くきっかけを得ることができます。